ワッセナーの景観を維持するために

 日本にある欧州、ワッセナー。欧州人の美意識をもってその景観を永く保つために、ここには建築と緑化に関する協定が定められています。たとえ自分の建物や庭であっても、まず先にそれはワッセナー全体の景観を構成する共有資産であるとする考えに基づくものです。そのため、自宅や庭の改装を勝手には行えない決まりになっています。それらを行うためには、景観を損なわないための細かな配慮が必要とされます。一見理不尽に思えるかも知れませんが、ワッセナーの価値を維持し、独特な美しさを保つためにも、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

ワッセナー建築協定・緑化協定運営委員会